はじめてみよう野鳥録音 ~オオヨシキリ~
みなさん、こんにちは。
不定期ですが、ICレコーダーを使った野鳥録音について紹介しています。
日に日に暑くなってきて、バードウォッチングするのも
少し戸惑ってしまう季節になってきました。
暑さを避けて、高山の鳥を見に行くか、
暑いことを覚悟して、水辺に行くか・・・。
今回は、水辺にいるオオヨシキリをご紹介します。
水辺に生えるヨシ原で繁殖するオオヨシキリは、
ヨシのてっぺんで鳴き、声も大きいので、
比較的簡単に見つけることができる種です。
(ヨシ原に木が生えていたり、電線があると、
木のてっぺんや、電線にとまって鳴くこともあります)
河川敷のヨシ原で、堤防の上にICレコーダーを置いたまま
しばらく録音してみました。
河川敷は、ランナーや自転車の人等、
多くの人が利用するので、足音や自転車の音が一緒に
録音されてしまいますが、時々そのような音がない瞬間があります。
オオヨシキリは、比較的長い間鳴き続けるので、
足音や自転車の音などが入っていない箇所を抜き出せば、
綺麗な音源として楽しむことができます。
音源編集ソフトを使えば、長時間録音しても、
どの辺りに音声が入っているか一目で分かるので、
全て再生して、聞きなおす必要もありません。
今回使用したICレコーダー『TASCAM DR-05X』は、
バードショップで発売中です。
https://www.birdshop.jp/fs/wildbird/gd4788
不定期ではありますが、
当会でICレコーダーを購入された方向けに、
音源編集ソフト「Audacity」を使った勉強会を実施しています。
今回ご紹介した、音声がどのあたりに入っているかの見方や、
ノイズ除去の方法等をお伝えします。
次回は8月26日です。
詳しくはコチラ!
https://wildbird-blog.blogspot.com/2023/06/ic.html
WILD Sでした。