はじめてみよう野鳥録音 ~カワセミ~
みなさん、こんにちは。
不定期ですが、ICレコーダーを使った野鳥録音について紹介しています。
今回ご紹介するのは、「カワセミ」です。
綺麗な背中の青色は、いつも心を奪われます。
カワセミは河川等の水辺にいて、
近年では街中の川でも見ることができます。
枝先や岩の上にじっととまって、川の中にいる魚などを狙い、
ねらいを定めると、水の中にダイビングして、元の枝などに
戻ってきます。
このじっとしている時に写真が撮れるので、
ポイントが分かってしまえば、写真撮影は
比較的簡単にできます。
しかし、鳴き声の場合はそうもいきません。
カワセミは、いきなり鳴きだします。
さらに、すぐに鳴きやんだりします。
写真撮影のように、とまった時にシャッターを押せばよいわけではありません。
なので、基本、ICレコーダーの録音ボタンを押したまま
長時間録音するスタイルになります。
ICレコーダーの録音ボタンを押して、
近くに置いておけばよいのですが、
川沿いの道は、自転車やランニング、散歩をしている人が多く、
カワセミが鳴く時に限って、自転車の音やランナーが通り、
なかなかよい状態で録音ができません。
また、親切な方がいて、
「そこにカワセミがいるぞ~」と大きな声で教えてくれたりします。
そんな時に限って、カワセミが鳴くのです…。
そんなことを何度も繰り返して、ようやく録音することができました。
フリーソフト「Audacity」を使ってノイズの除去を行っています。
チーチチチチチといった声で鳴いてくれました。
毎回、このように鳴くのではなく、チーっとだけ鳴く時もあります。
チーと1声だけ鳴くときと、
今回のように、連続してチーチチチチチ・・・と鳴くときと、
何か違いがあるのか?不思議になってきました。
今回使用したICレコーダー『TASCAM DR-05X』は、
バードショップで発売中です。
https://www.birdshop.jp/fs/wildbird/gd4788
WILD Sでした。